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製作物紹介 VOL.14と年末のご挨拶
こんにちは
㈲松野工作所 社長の松野です。
2024年も残りわずかです。
だんだんと寒さが厳しくなってきました。
元気に年越しできるように体調管理に気を付けましょう。
来年は【巳年】ですね。
巳年は【再生と誕生を意味する年】といわれているそうです。
新しいことをはじめたり、今までの事が実を結ぶ年になるよう努力します。
当社の年末年始休暇は
12/29(日)~1/5(日)
となっております。
本日まで営業しております。
大掃除と納会ですが…
さて、今年最後の製作物の紹介をさせていただきます。
ショールームの展示テーブルです。
台形と卵型の二種類です。
現場にて、天板の上に別の仕上げ材を載せて完了です。
一度バラバラにして、現場搬入してから現場にて組立という指示がありました。
現場大工さんが楽に組み立てられるように工夫してます。
それにしても大きいテーブルです。
巾は1.2Mと1.5Mで長さが2.7Mあります。
次に同じショールームの別の展示台です。
真四角の什器ですが、角が丸くなっています。
これも現場にて、天板の上に別の仕上げ材を載せて完了です。
これも一度バラバラにして、現場搬入してから現場にて組立という指示がありました。
現場大工さんが楽に組み立てられるように工夫してます。
次に、個人宅の収納の扉です。
棚に扉を付けてほしいとのご依頼がありましたので、扉だけの製作でした。
扉の大きさを測りにお伺いした時に仕上げ材などのお打ち合わせをさせていただきました。
カタログを見ていただきお好みの仕上げ材を選んでいただきました。
個人宅の製作物は現場計測・製作・取付まで自社にて行います。
次に、ショールームの棚什器です。
キャスター付きのオープン棚です。
可動棚が3段あります。
これを「26台」製作しました。
時には、同じものをたくさん作ります。
次に、 ペット用品店の什器です。
ベッドくらいの大きさです。
OSBボードという材料で仕上げています。
※OSBボードとは・・・薄く削られた木片を平行に配置して重ねて、接着剤を使って高温圧縮した板材
反対側にも扉があります。
塗装して完成です。
OSBボードは刃物が切れ味が悪くなったり、破片が手に刺さったりと大変でしたが、ジャンクな雰囲気があって
オシャレですね。
まだまだ、製作物はありますが、今回はこれくらいで終わります。
最後になりましたが、
今年も皆様にはお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
製作物紹介 VOL.13
こんにちは
㈲松野工作所 社長の松野 です。
急に気温が下がって冬になりましたね。
秋はどこに行ったのでしょうか...
空気も乾燥しています。
体調管理に気を付けて今年もあと少し頑張りましょう。
さて、今回も製作物の紹介をさせていただきます。
まずは、飲食店のレジ台です。
分かりにくいですが、2枚目の写真は仕上げ材を目透かし貼りしています。
※目透かし貼り・・・部材同士の接合部に隙間をあけて貼ること
目透かし貼りをすることで、和のテイストが出ています。
次に、先と同じ飲食店の下足箱です。
一カ所一カ所に鍵が付いています。
升目の大きさを全部合わせないといけないので、大変でした。
レジ台と下足箱と同じ淡い木目で落ち着いた雰囲気が良いですね。
次に、ヨガ教室の受付カウンターです。
写真の手前の角が3Dの曲線になっています。
カーブベニヤという局面に使いベニヤ板を使用しています。
下の方が細くなっているので普通に貼るのではだめなので、難しいところです。
腰の木のところは現場に設置した後にモルタルを塗って完成です。
モルタルを塗ることにより重厚感がですと思います。
次に、事務所の入り口ドアです。
親子扉といわれる扉です。
真ん中の開いている箇所にはガラスが入ります。
現場にて塗装するとのことでしたので、シナベニヤにて仕上げています。
次に、幼稚園の園児用デスクです。
これは既製品の改造でした。
脚を50㎜伸ばしたいとのご依頼でしたので、脚だけ新規に製作しました。
園児たちがこのデスクで塗り絵したり、工作したりすると思うとほっこりします。
次に、Ivorishさんです。
※許可をいただいて掲載しています。
こちらは、お客様より直接発注をいただき、製作させていただきました。
黒い什器に照明がたくさんあってかっこよいです。
Ivorishさんのお菓子を食べましたが、一口サイズで食べやすくおいしかったです。(食レポ下手です…)
初めての事も多く経験させていただき勉強になった什器です。
また、機会があれば什器製作させていただきたいです。
これ以外にも、たくさん製作物はありますが、今回はこれくらいで終わりにします。
次回も、店舗や施設の製作物を紹介させていただきます。
冒頭にも言いましたが、体調管理に気を付けましょう。
それではまた次回!
製作物紹介 VOL.12
こんにちは
㈲松野工作所 社長の松野です。
少しづつ気温が下がってきて朝晩と昼の気温差が大きくなってきました。
インフルエンザの季節になってきましたね。
今年はマイコプラズマ肺炎なるものも流行っているみたいですね...
コロナウィルスも侮れません!
しっかり体調管理して元気に過ごしましょう!
さて、今回も製作物の紹介をさせていただきます。
前回は「個人宅」の製作物でしたが、今回は店舗の製作物のご紹介です。
まずは、薬局の間仕切り壁です。
右の部分が引き戸になっていて、空洞になっている部分にはガラスが入ります。
ガラス屋さんとの共同作業でした。ガラスの厚みや溝の深さなど綿密に打ち合わせを行い、製作しました。
現地でガラスを入れてもらいましたが、問題なくばっちりだったとのことでした。
薄い色の木目で、さっぱりとした印象ですね。
次に、施設の展示什器です。
これは、外部は杉の突板を使用してます。
お客様より「九州産の杉の突板を使ってほしい」とのご依頼でしたので、建材屋さんに協力してもらい製作しました。
天板にダウンライトが付き、棚板と扉はガラスです。
今回は、電気工事とガラス工事は当社ではありませんでしたが、ガラス屋さんとは綿密に打ち合わせを行いました。
外部の突板にはクリア塗装を行いました。
すごく雰囲気が出てかっこ良いです。
次は、ホテルのロビーの展示台です。
かなり大きいです。
高さ:90㎝×奥行:90㎝×長さ:400㎝あります。
長すぎてトラックに乗らない、現場に搬入できないとのことでしたので、真ん中で分割して製作しました。
現場の大工さんに組み立ててもらって、仕上げてもらって完成という流れになります。
ただ、現場の大工さんが苦労しないように簡単に組み立てられるように製作しました。
薄い色の木目調なので、あまり主張せず清潔感がある雰囲気でした。
次は、飲食店の客室ベンチです。
この上に現場でレザー張りのクッションシートを置いて完成です。
クッションシートは別途です。
長さが約12Mあります。7分割で製作しました。
これも現場で大工さんが組むので、簡単に組めるように調整して製作してます。
それにしても長いですね。
内部は黒で仕上げており、収納として使うとのことです。
どんな仕上がりになるかわかりませんが、これだけ長いので、きれいに収まることを願います。
最後に、数字の1です。
高さが約50㎝あります。
これだけ大きいものは市販ではないとのことで、製作依頼をいただきました。
何に使うかは聞いてませんが、喜んでいただけたので何よりです。
これ以外にも、たくさん製作物はありますが、今回はこれくらいで終わりにします。
次回も、店舗や施設の製作物を紹介させていただきます。
冒頭でも述べましたが、体調管理に気を付けましょう
それでは、また次回!
製作物紹介 VOL.11
こんにちは
㈲松野工作所 社長の松野です。
前回の紹介からかなり期間が空いてしまいました…
9月ですが、まだまだ夏日が続いてますね。
引き続き、熱中症には気を付けましょう。
さて、今回は前回のお知らせでもお伝えした通り個人宅の製作物を紹介したいと思います。
※お客様には許可をいただいてます。
リビングのTV周りの家具のご依頼をいただきました。
テレビを買い替えて、壁掛けにしたのでTVボードではなく収納を作ってほしいとのご依頼です。
一先ず、日時を決めて現地にて打ち合わせさせていただきました。(その時の写真です。)
ご依頼内容は
- TVの右側(壁の角)に「床から天井までの収納」
- 「TVボードの代わりの固定の棚板」
この2点です。
実際に行った流れを簡単に説明します。
①現地にて打ち合わせ(現場調査含む)
②打ち合わせをもとに、その場で簡単なスケッチ製図
※収納に入れる予定の物や棚板に乗せる予定の物等ヒアリング
③外側や内側の化粧材の選定(数種類)
※お客様の好みに合わせてある程度提案します。
①~③が、現地での作業です。
④スケッチ製図をCADにて製図
⑤CAD図と化粧材サンプル(現物)の確認(お客様にて) ※お見積書製作
⑥CAD図修正
⑦最終確認(お客様にて)
⑧家具製作
④~⑧が当社での作業です。
⑨納品・取付
製作完了の報告と納品日・取付工事の日程の打ち合わせを行い、納品・取付をしました。
納品・取付で工事時間2時間で完了しました。
ガラッと印象が変わりました。
リビングが広くなったとおっしゃっていました。
今回、当社にご依頼いただいた理由をお聞きしました
- ホームページで当社の過去の製作物をみて
- 床から天井までの家具がほしかった
- ちょうど良い大きさの棚板がなかった
とのことでした。
既製品にはない自由度が特注家具の最大の長所ですね。
今回は、特別にホームページに掲載することを了承していただきました。
他にも別件ですが、ダイニングテーブルや作業テーブルや本棚、壁の隙間の可動棚など製作しています。
どれも既製品に比べると金額は高いですが、【ここにこんな家具が欲しい!】にお応えできるのが特注家具です。
【ここにこんな家具が欲しい!】
こんな場合は、ぜひご相談ください!
次回は、また店舗の製作物をご紹介させていただきます!
※お客様に特別に許可をいただいていますので、写真等の転載はご遠慮ください
製作物紹介 VOL.10
こんにちは
㈲松野工作所 社長の松野です。
春なのに夏日の予報が続いてますね。
でも、夜になると冷えてきます。
体調管理をしっかりして風邪をひかないようにしましょう。
さて今回も、製作物の紹介をさせていただきたいと思います。
まずは前回紹介させていただいたR型の製作物と同じ店舗の什器です。
四角の分です。商品陳列台です。
分かりにくいですが、石柄で仕上がっています。
木製ですが、大理石のような雰囲気で高級感がありますね。
他にも四角い製作物を作りましたが、写真を撮り忘れてました…
次に、アクセサリー屋さんです。
アクセサリーを展示する台です。
全部引出しになっています。
この上にガラスケースを照明が付きます。
白と渋い木目のツートンカラーで高級感があります。
次に飲食店のトッピング台です。
これは「突板」と呼ばれる材料で仕上げています。
突板とは・・・無垢材を薄くスライスしてベニヤ等に張り付けた板のことです。
樹種は米松です。
突板を目透かし貼り(板材等の継目に隙間を設けて張る方法)しています。
その他、突板を使用する場合に多いのが家具の木口には無垢材を使っています。
そんなに大きくない家具ですが、手間暇かかってます。
次にホテルの格子です。
ホワイトアッシュという木材(MLBでバットに使用されています)で製作しました。
また「相欠き継ぎ」という工法で組み立てています。
ホワイトアッシュは堅くて粘り気がある木材です。
そのため重いです。
一本一本は大して重くないですが、組み合わせると一人では持てなくなります。
ただ、きれいな木肌と木目なので、ナチュラルな雰囲気を出してくれます。
ホテルなのでナチュラルな雰囲気で宿泊されるお客様の癒やしになればと思います。
今回はこれで以上となります。
現在も、私も含め当社の社員さん方が製作してくれています。
次回は、「個人宅」の家具をご紹介させていただきたいと思います。
最後になりましたが、
私が当社に入社して11年ほどたちます。
社員さん方に支えていただきながらやってきました。
今のところ現場からクレームは一度もいただいてません。
それどころか「ばっちりだった」と言っていただくことの方が多いです。
プロなのでばっちり作るのが当たり前なのでしょうが、その一言が私たちのやる気につながるし、それがやりがいでもあります。
褒めてもらえると大人でも嬉しいものですよね。
それではまた次回!